この記事では、山口県のJRでICカードが使える駅について まとめています。
出典
JR西日本 ICOCAエリア
JR九州 SUGOCAエリア
山口県のJRでICカードが使える駅
山口県の在来線でICカードが使えるのは、以下の駅です。
JR西日本 ICOCAエリア
和木
岩国
南岩国
藤生
通津
由宇
神代
大畠
柳井港
柳井
田布施
岩田
島田
光
下松
櫛ケ浜
徳山
JR九州 SUGOCAエリア
下関
山口県内のJRでICカードが使えない路線・駅
山口県内の山陽線でICカードが使えない駅
新南陽
福川
戸田
富海
防府
大道
四辻
新山口
嘉川
本由良
厚東(ことう)
宇部
小野田
厚狭
埴生
小月
長府
新下関
幡生
2022年7月現在、徳山~新山口~下関駅間ではICカードが使えません。
山陽線以外の路線でICカードが使えない駅
全部です!!!
岩徳線、山口線、宇部線、小野田線、美祢線、山陰線(山口県内)では、ICカードが使えません。(山口駅、湯田温泉駅、宇部新川駅、東萩駅、長門市駅などなど・・・)
【要注意】 九州・下関⇔徳山・広島を移動する場合は下車駅でICカードが使えない。
山口県の駅でICカードが使えるのは、山陽線 和木~徳山駅間までの各駅と下関駅です。
・・・ということは、

広島駅から下関駅へ行くのにICカード使えるよね?

九州の駅から徳山駅へ行くのにICカード使えるよね?
と思う方もいるかもしれませんが、答えはノーです。
在来線で九州・下関方面⇔徳山・広島方面を移動する場合、下車駅でICカードが使えません。
JR西日本なら「ICOCAエリア」、JR九州なら「SUGOCAエリア」といった具合です。
しかし、ICOCAエリアの駅からICカードで乗車して、SUGOCAエリアの駅でICカードで下車するといったように、エリアを跨いで使うことはできないのです。

下関駅の改札口(2018年3月撮影)。「ICカードは九州方面のみ利用可」と書かれています。
下関駅はJR西日本の駅ですが、JR九州 SUGOCAエリアの駅となっています。
そのため、下関駅からICカードで乗車した場合、九州の駅(一部を除く)でICカードで下車することはできますが、徳山駅や岩国駅、広島駅といったJR西日本の駅でICカードで下車することができません。
また、下関駅で使えるICカード定期券は ICOCA定期券ではなく、「SUGOCA定期券」です。
新山口駅の在来線改札口に自動改札機は無い

新山口駅でICカードが使えないって本当なの?
と半信半疑な方もいるかと思います。
そこで、新山口駅の在来線改札口の写真をご覧下さい。

新山口駅の在来線改札口(2019年1月撮影)
こちらが、新山口駅の在来線改札口です。
自動改札機は設置されておらず、有人改札となっています。
【朗報】山口県内でICOCAエリアがさらに拡大!(2023年春から)
2023年春から、山陽本線 徳山~下関駅間の各駅と 山口線の湯田温泉駅、山口駅でICカードが使えるようになる予定です。
下関駅では、九州方面に加え、宇部・新山口方面においてもICカードが使えるようになります。
【PDF】2023年春 山口県内のICOCAエリアを拡大します! ~ICOCAが山陽線 徳山~下関駅間で利用可能になります~
ICOCA以外のICカードを利用する場合の注意事項
ICOCA以外のICカード、ICカード定期券は買えない
JR西日本の駅では、ICOCA以外のICカード(Suica、PASMOなど)を発売していません。
また、ICOCA以外のICカードを定期券として利用することもできません。
Suica・PASMOのオートチャージは行われない
JR西日本・JR九州の駅では、ICカードが使えるエリアであっても、Suica・PASMOのオートチャージは行われません。
オートチャージが可能なエリアは、Suicaの首都圏エリア・仙台エリア・新潟エリアと、PASMOエリア(首都圏の私鉄・地下鉄)のみです。
PiTaPaのポストペイ(後払い)は適用されない
山口県の駅では、PiTaPaのポストペイ(後払い)が適用されず、カード内残額から減額されます。
カード内残額が不足している場合、チャージ(入金)が必要です。